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「ほかに、これ。お祭りの警備。
これ、ただの警備ですよね。交通費にもなりません」
警備ならば、警備会社に頼んだ方がいいだろう。
「それと、これ暗殺ですよね」
暗殺か、
俺は、暗殺部隊の出身であるので、引き受けてもいい、
紙を取ろうとすると袈裟丸に手を叩かれた。
「チームの成績を上げないと、仕事がまわってこないでしょう。
単独で仕事をしないでください」
叩かれた手を引っ込めると、赤く腫れていた。
ここまで、強く叩かなくてもいいのではないのか。
手と袈裟丸を見比べていると、
袈裟丸が気付いて、タオルを濡らしてくると冷やしてくれた。
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