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私とちえこと竹宮さんと付き人さんたちが乗っている専用機は、大海原を越えてアメリカ合衆国本土上空を飛び越えまして、アイスランドの首都レイキャビックの国際空港へ行きました。
日本時間の9月6日の午前9時に、専用機はレイキャビックの国際空港に到着したのでありました。
専用機を降りました私とちえこと竹宮さんは、付き人さんたちと一緒に空港の外で待機している車に乗りまして、市街地にありますハトルグリムスキルキャ教会へ向かったのでありました。
空港を出発してから20分後に、車はハトルグリムスキルキャ教会に到着したのでありました。
ハトルグリムスキルキャ教会のチャペルには、溝端屋さんの大番頭はんの君波さんと君波さんの長女さんで女医のゆりさんと娘婿で医師の由久さんと塩崎三姉妹(ゆめことゆめみとゆめよ)と弁護士さんのたつろうさんと私がホームステイの時にお世話になりました弁護士さんのケントさんご夫妻と五十崎の公証役場の事務長の守口さんが私が到着する時を心待ちにしていたのでありました。
「大番頭はん…お待たせいたしました…ヨシタカさんをお連れしましたよ…」
「ああ、ヨシタカさん…ご無事に到着してよかったわ…事務長はん、早速手続きを取りましょう…」
「それでは…イワマツヨシタカさん、早速財産書の名義変更の手続きを取りますので…」
「財産書はどこにあるのでしょうか?もしかして、劣悪な国の方にあると聞いていたので…」
「ご心配はいりまへん…この日のために、私たちは…ヨシタカさんが産まれてくるまえからここで財産書をお守りしてきました…まずは、名義を変更する手続きをしましょう…」
この後、私たちはイワマツグループとイワマツ家の財産書に記載されている財産全部の名義を変更する手続きを取りました。
財産書については、教会の地下室の奥深いところにあります隠し部屋の金庫にあると言うことでありましたので、手続きが完了した後に早速地下室へ向かったのでありました。
教会の地下室の奥深い隠し部屋にて…
私は、教会の神父さんから私が産まれてくるまえから君波さんたちが護り(まもり)通していましたイワマツグループとイワマツ家の財産書を受け取りました。
しかし、財産書は赤の朱色の墨で追加書きされている部分や予定変更などで線が引かれていた箇所がありましたので、新しい書面に更新をしなければならなかったのでありました。
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