2:最強の従姉

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「昔のことと言えば思い出したんだけどさー。 あんたにちょくちょくお金を貸してあげて、あれまだ返して貰ってなかったよね?覚えてる?」 「お…覚えてねーよ!ってか、そんな昔のこと、もう時効だろ!」 「ざーんねーん。 借金の返済に時効なんて無いんだよね。むしろ長い年月分の利息も付けてちゃーんと返してもらわないと」 「今更すぎるだろ…っうぐ!」 とも姉は俺の首に深く腕を入れてきて、ヘッドロックが決まりかかっていた。 「ギブ!ギブギブ!」 とも姉は腕の力を少しだけ緩めてくれたが、そのまま裏口から店内へと俺を連行していった。
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