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「ーー何?またヤってんの?
おたくら本当に飽きないねぇ~尊敬するわ、本当」
「お前も混ざりてぇんじゃないのか平助!!大人ぶっててもまだまだ子供だもんなぁ!ガッハッハ」
「止めろ左之。平助が嫌がっている」
水浴びを終えたのか、半裸の男が三人。
鍛えられ、引き締まった身体は誰が見ても見事なもので、初心な女なら一眼で卒倒してしまうだろう。
「わっ、ちゃんと拭いてから廊下を歩いてくださいよ!また俺が叱られてしまいます!」
「はぁ?んなこと俺っちにカンケーねーし。てかさ、怠くね?面倒なんだよねー。分かるでしょ?」
「わかりません!って、言ってるそばからなに寝転んでるんですか!?藤堂さんってば、起きて下さいよぉ~」
「んーー?なんか人間水浴びたら眠くなるんだよね。どういうわけか。ねぇ、なんで?」
知るか!!
てか、動作がいちいち艶っぽいんだよ!
水の雫を光に反射させるあたり、狙っているとしか思えないのは俺だけではない…はず!
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