約束のない時間

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重なる体温 私の温度が、司の冷たい唇に伝わって、混ざっていく そうやって重ねた唇から、いつの間にか吐息がこぼれ出していて――私は司に溺れてぐちゃぐちゃになる。 世界なんて、明日には消えてなくなったって構わない でも、司とのこの時間だけは、 あと、もう少しだけ……大切に、過ごしたいんだ
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