南バレンヌ編

🌕マーニャ

英雄賛歌･浪漫譚、オリジナルキャラクター。
名の由来は、原子力時代の礎を築いた偉大な科学者、マリー･キュリーの祖国での愛称、｢マーニャ｣から。
マリー･キュリーは、夫･ピエールを健気に支えた良妻としても有名。
本作ではニーベルの町の小さな宿の娘として登場する。
碧の髪と瞳を持つ、後ろふたつの三つ編みおさげ。
垢抜けないようにも見えるが少女というわけでもない。
街を歩くのが好きな活発な女性。
たまたま通りかかったジェラールに声をかけられ、皇帝とは知らずにデートに誘ってしまう。
少女時代に家出をしたことがあり、その際しばらく龍の穴に保護されていたため、多少の体術のたしなみがある。

🌕カール

名の由来は伝説的プロレスラーの｢カール･ゴッチ｣から。
龍の穴に集まる格闘家達の頭目。ベアと同程度の屈強な体格を誇り、全身筋肉に覆われた猛者。
顔にはヒーローマスクのような面を付けており、表情を伺うことはできない。
その巨体から繰り出されるパワーも凄まじいものだが、それ以上に身のこなしが素早く、常人では彼の動きを肉眼で捉える事はほぼ不可能。
見かけによらず友好的で気さくな性格。