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「コンピュータ時代のよ。顔認証システムが残ってるんじゃない?」
言われてハッとした。
確かに当時と同じ感覚が残っている。
「あはは、名残がありまくりですね。頭脳もメモリーバンクみたいですし、コンピュータ時代と変わらないかも知れませんね。」
「それってマクファーソン時代の貴方みたい。クールで素敵な━━あは、やっぱりシヴァが離れて戻ったんだわ。」
最高だと抱きつくシルビア。
両手を双神に取られ、シルビアには抱きつかれ……
何だかモテモテのシャスタである。
「シャスタさん、シルビアさん、排卵誘発剤の他に要望はないですか?」
「要望ですか?あ、性別は決められますか?シルビアが息子を欲しがってるので、可能であれば男の子を授かりたいと……」
「ではこれを一緒に飲んで下さい。他にはないですか?」
問われたシルビアがビシッと手を上げる。
笑って要望を聞く双神。
「天馬と遊んでも良いですか?」
「え、遊ぶ……?従者と遊ぶんですか?」
「だ、だめなんですか……?」
シルビアの悲しそうな顔を見て、顔を見合わせる双神。
「あ、そうか、元人間だから……。」
ダスラの言葉に、ナーサティヤも頷いた。
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