アシュヴィン双神

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「今は良いかも知れませんが、いずれ力を必要とする時が来るはずです。」 「三大神までとは言いませんが、高地位の神々と対等に話すにはそれなりの地位が必要なんですよ。」 「対等に……ですか?インドでは普通に話してましたけど……」 インドでの宴会では彼らと対等に話していた。 その為、地位で差別されるような事はないだろうとシャスタは思っていた。 「インドというとドゥルガー・プージャーの集まりですね。私達は参加しませんでしたが、あの時の貴方達はシヴァ達と融合していたと聞きました。」 「だから三大神と同等に見られていたんだと思います。でも今は全くの別人でしょう?」 「なるほど……。私達自身は彼らの足元にも及ばない存在なんですね。」 神としての実績が何もない、人間あがりの新しい神。 対等どころか、気にもされない存在なのかも知れない。 「地位って大事なんですね……。」 「ええ。戦闘力がなければ他の能力で……。神々を屈服させて地位を獲得して下さい。」 屈服と聞き、苦笑する。 「はは、時期を見てやってみますね。」 正直、まだ神になったばかりで良く分からない。 彼らの助言をありがたく受け取るシャスタだった。 .
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