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「好きなんですよ、人間が。これを機会にまた関わりを持とうと思ってます。」
彼らの文献を思い出し、シャスタも頷いた。
「私達もこれまで通りFLAGで人々を救っていくつもりなんです。はは、何だか似てますね、私達は。」
無償で人々を救っていた双神と、現在進行形のシャスタ達。
似ている事から親近感が湧いてくる。
「是非いらして下さい。張り切っておもてなししますわ。」
そんな会話をしながら双神との時間を楽しむ二人。
帰る頃には打ち解けて、友人らしく砕けた会話ができるようになっていた。
「じゃあ、そろそろ行きますね。パーティーを開く時には知らせますから、必ず来て下さいね。」
「楽しみに待ってますよ。シルビアさん、カーラー達とまた遊んで下さいね。」
「ええ、喜んで。」
笑って別れを言い、二人は下界へと降りた。
時間もちょうど良く、降りた海岸は夕焼けに包まれていた。
「綺麗な夕日……。」
「夕日よりもシルビアの方が美しいですよ。」
「ふふ、ありがとう。あの頃を思い出すわね。」
当時を懐かしみ、二人寄り添い夕日を眺める。
神となった二人は、こうして新たなスタートを切った。
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