シヴァとの再会

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「もう受け入れてるように見えますけどね。」 「ガネちゃんの事はね。でもまだ『神』を受け入れてないの。」 「そういう事ですか。あ、それよりこの子達、家に置いて来た方が良いんじゃないですか?」 「そうね。ふかふかのベッドを用意してあげるわ。」 自宅に戻り、二匹のエリアを用意する。 ベッドですやすや眠る二匹を眺めながら、名前を考える二人。 「私達に(ちな)んだ名前が良いと思うんですが、何が良いですかね……。」 「(ちな)むって、司るものの事?だったら愛と知識よね。あ、戦いもだわ。」 戦いは二人とも司っている為、愛と知識で考える事にした。 知識の神が、膨大なデータの中から良さげな言語を探して発表する。 「ギリシャ語にしましょう。愛のフィリアと導きのアゴスはどうですか?」 「フィリアとアゴス━━うん、良い名前ね。それにしましょ。」 こうしてフィリアとアゴスの名は決定した。 「あれ?どっちがどっちの乗り物なの?」 そういえば何も聞かされていない。 そもそも、どうやって従者や乗り物が決まるのだろう。 「ちょっと調べてみますね。」 再び脳内を検索する。 .
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