シヴァとの再会

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「俺だよ俺!何だその冷酷な顔は!」 眉間にシワが寄る二人。 知り合いらしい発言だが、分からない。 「シャスタの知り合い?」 「いえ……。シルビアの知り合いなのでは?」 首を振ったシルビアが言い放つ。 「名乗りなさい!」 「げっ、マジかよ!サラスヴァティーの言ってた通りだな……。ちょっとショックだぞ俺。」 サラスヴァティーの名前が出た事で、男の正体が神だと分かった。 誰なのか、ジーッと顔を見る。 「あっ、もしかして……シヴァ?」 「え、シヴァ?嘘、肌の色が違うわよ?」 「いえ、シヴァですよ。第三の眼を隠して肌の色を変えてるだけの……」 シャスタに言われ、再び凝視する。 「んー、やっぱり違うんじゃない?」 「でも顔は一緒ですよ?例の顔認証で分かるんです。」 「えー、シヴァってこんな顔してた?」 実際シヴァで正解なのだが、愛が無ければ彼を特別視する事もなく……。 シャスタ以外の男に興味のないシルビアには分からないのであった。 「俺だって言ってんだろ!?よーく見やがれ!」 しびれを切らしたシヴァが化身を解く。 見慣れた蒼い肌の破壊神が姿を現した。 .
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