シヴァとの再会

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「地位なんかどうだっていいだろ?つーか、そんなの関係ねぇって。」 「それはシヴァが三大神だからそう思うんです。低地位の者から見れば地位は大事なんですよ。」 「地位ねぇ。ああ、そういえば昔は蔑まれていたな……。」 あの頃の悔しさを思い出し、シャスタの言っている事を理解した。 「お前らも高い地位を獲得したらどうだ?」 「それ、アシュヴィン双神にも言われました。戦闘力が無ければ能力で獲得しろと……。」 シャスタがチラリとシルビアを見る。 この話に興味のないシルビアは、暇を持て余してシャドートレーニングをしていた。 「戦闘力ならあるじゃねぇか。あいつ、ドゥルガーを超えてるだろ?お前だって強ぇし、簡単に高い地位を得られるんじゃねぇか?」 「どうでしょうね……。融合を解かれて戦闘力が落ちてるかも知れませんよ?」 シヴァが顎に手をあて考える。 どうせなら、二人には同等の地位でいて欲しい。 「試してみるか……?」 「試す?何を試すんです?」 「あいつの実力。」 シヴァとシャスタがシルビアを見る。 視線を感じたシルビアが、トレーニングをやめて戻って来た。 .
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