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「ところでシヴァって何しに来たの?ガネちゃんの様子見?」
「おお、忘れてたぜ。お前らに神器を授けに……って、ガネーシャが来てんのか?」
「ええ、今ナンシーとデート中だけど。えっ!?神器が貰えるの!?」
何だか落ち着かない会話にシャスタが笑う。
とりあえず育成部に行きましょうと、施設に向かった。
その応接室で、目的の神器を授けるシヴァ。
「んじゃ、変形タイプを2つだな。シャスタは同じのを1つっと。」
ポフっと湧いて出る3つの神器。
喜んで受け取るシルビアと、首を傾げながら受け取るシャスタ。
「ヴァジュラと同じで思い通りに変形するんでしょ?」
「ああ、試してみろよ。」
離れた場所で、色々な武器に変えて遊ぶシルビア。
それを眺めながら、シャスタが疑問を口にした。
「どこからこれを出したんです?」
「ん?その辺から?」
「その辺って……」
そう言えば、アシュヴィン双神も手品のように薬を出していた。
どんな原理なのか、脳内を検索してみる。
「なるほど、そういう事だったんですね。」
早速試し、自由自在に出し入れ出来る便利さに感心した。
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