シヴァとの再会

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「試すと言えばさっきの話……どうやって試すんです?」 「ああ、俺と手合わせしてだな、」 ピクッと反応するシルビア。 手合わせと聞き、ズサッと戻って来た。 「手合わせって何!?誰と誰が手合わせするの!?」 満面の笑みに苦笑する二人。 バトル好きは変わらないらしい。 事の経緯を話すと、ため息をついていた。 「地位の為に戦う訳?人助けでもないのにやる気出ないわ。手合わせはしたいけど。」 「やる気出せよ。ガルダなんか高地位と引き換えにヴィシュヌの乗り物やってんだぜ?あんな奴に仕えてまで欲しいと思ってんだから、やっぱ地位は必要なんだよ。」 「でもねぇ……」 そもそも地位に興味がないのだ。 やる気を出せと言われても出せる訳がなかった。 「私も地位に興味はありませんでしたけど、神としての地位は大事だと思いますよ。」 「シャスタまで……どうして地位に拘るの?今まで地位なんて気にした事もなかったのに。」 シルビアに言われてふと考える。 自分達はなぜ地位に興味がなかったのか。 同じく地位を気にしていなかったシヴァに視線を移し、その理由に思い当たった。 .
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