インスタントコーヒーは、戸棚に鎮座している

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 「元教員」という肩書きのおかげで、面接に行ったその日に採用決定となってしまい、今日まで至っている。  学童指導員という仕事は、その給料のわりに、仕事の内容は本当にハードだ。  教員の時もハードだったけど、その時は、まだ「いい給料もらっているから」と自分に言い聞かせていた。  でも、今はその言い訳も効かない。  体力勝負、精神力勝負のこの仕事を、だがたいていの人達は、「子どもと遊んでいるだけでしょ?」と思ってくださる。  だが、そんな甘いもんではないのだ。  子ども、という生き物は、そんな簡単なものではない。 まず、前述もしたが、子どもは本当に元気だ。元気の塊の生き物だ。  私は、常々思う。  何故に子どもは、必要もないのに大声を発するのだろうか。
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