COCKPIT12070122

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〈ヤノが満面の笑みを浮かべる〉 〈男が笑顔で話す〉 『この部屋を見ただけで、よく分かったね』 〈ミユキが再び部屋を見回す〉 『うわぁぁ……すごい』 〈ヤノを見る〉 『お母さん、ありがとね! ありがとね!』 〈ヤノがミユキの頭を撫でる〉 『今日はね、好きなだけ見学してっていんだよ』 〈男が言う〉 『船長のジャクソンです。よろしく』 〈ヤノがミユキの肩を叩く〉 『ほら』 〈ミユキが男(以下、ジャクソン)を見てお辞儀する〉 『ヤノミユキです。よろしくお願いします!』 〈ジャクソンが話す〉 『はい。しっかりしてるね……うちのとは大違いだ。それじゃさっそく。ここはシャトルの玄関ホールみたいなもので』 〈カメラから向かって右側のドアを指す〉 『こっちのドアの向こうに、トイレと操縦席があります』 〈ミユキが声を上げる〉 『行きたい! 見たい!』 〈ジャクソンが笑顔でミユキを見る〉 『でしょう……でも、ここは最後のお楽しみ』 〈ヤノが軽く笑う〉 〈ミユキが言う〉 『いいですねえ……』 〈ジャクソンがカメラ左手のドアを指す〉 『まずはこっちから。クルーの作業室です』 〈そのドアを開ける〉 『どうぞ。歩ける?』 〈ミユキがヤノの手を引く〉 『はい! お母さん、行こう行こう』 〈ミユキ、ヤノ、ジャクソンの順に、画面左側の出入り口から部屋を出る〉
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