第七章。 怠惰

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ボクはalice。 ただ、真実が知りたくて ここまで来た。 だけど、 そんなやる気もとうに消え 終わらない茶会と くだらない裁判を 傍観しては また、なみなみと注がれた紅茶を嗜む。 何が知りたかったか、 何が終わりなのか 今のボクには ………どうでもいい。 《alice》、 それは罪の烙印。 《alice》、 それは誰かの願いのかけら。 七つのaliceは 最後のaliceのための………生け贄。
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