第1章

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俺がこいつを気にかけるようになったのは・・・ 同期の北山に言い寄って、見事にフラれても懲りずにいた時に忠告してからだ。 そして噂が広まり、病院に出入り出来なくなった頃。 俺には半年になる彼女の繭がいた。 OLの彼女とは、大学の合コンで知り合ってからは、女友達でセフレだった。 だが、半年前、彼女から告白されて付き合うが勤務など問題から前と変わらない生活。 久しぶりに彼女のマンションに行った俺は 「繭、話がある」 告げた途端に何故か嬉しそうな顔をした。 きっと、繭はいい方に考えていたのだろう・・・。
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