第1章

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俺は病院の外でウロウロするあいつを見かけては――― 「院長のお嬢さん、どうかしましたか?」 「あっ、いえ・・・須山先生」 オドオドとする態度がいじらしくて、声をかけ続けた。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ そんなある日、俺は行動に移す。 「あの、俺と飲みに行かないか?」
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