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志保と暮らしている。
両親は他界していて、家族は2人きり。
「お兄ちゃんって、夜勤明けじゃなかったの?」
「あぁ、急患でね。オペがあったから…」
「まぁいいけど、身体には気をつけてよ…」
「あぁ」
“彼女でも出来れば安心なのに”と呟いた事は聞かなかったことにした。
「お前は、いるのか?彼氏」
「当たり前じゃない。お兄ちゃんがいないのに、私が犠牲になって…」
ブツブツ文句も言われた。
「悪いな。勝手にしてもいいんだぞ」
俺のことほっといても…
俺は構わない。
「彼氏が、それじゃあ、気にするの…」
これ以上言っても無駄出し、疲れてるから終わらせた。
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