第3章

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帰宅した妹に聞いてみたら『お兄ちゃんが何かしたんじゃないの?』とか『どんな人』と興味津々。 聞く相手を間違えたか? 同僚に聞くなんてできねぇし……。 自分の部屋に入っても、今日の彼女の行動がわからない。 「はぁ…」 ため息をついた。 マジで俺、どうしたらいいんだよ……。 疲れてて眠ってしまい翌日、彼女の付き添いのおばさんに、こっそりと聞いてみた。 すると、おばさんが、看護師さんに食事に誘われていた時、聞いちゃってねぇ…と呟いた。 「えっ!?」 「先生も好きなら、伝えてあげないと、ダメですよ…ウフフフ…」 それだけ言うの彼女の部屋に向っていった。 少しは気分がはれて、その日の仕事に集中できたんだ。
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