あとがき

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最後までお読みいただいて、ありがとうございました。 毎日更新を追いかけてくださった方々、スターを投げてくださった方々、一気読みしてくださった方々。本当に感謝です。 実は、3月に人間ドックに行ったのですが、数年ぶりだったのでいろいろやり方が変わっていました。 次回のために記録しておこうということで書き始めたのがこの小説です。だって、ただの覚書じゃつまらないじゃないですか。 冒頭のタクシーのシーンから人間ドック終了までがやけに長いのはそういうわけです。 これから人間ドックを受けようとお考えの方には参考になるかもしれません。 実際の”54番の小圷さん”はおじいさんでしたが、文庫本を読んでいたら聞こえたその名字にこのストーリーを思いつきました。小圷さん、ありがとう。 この作品では、私の理想とする男性を登場させてみました。一生先輩ではなく要くんです。 足の踏み場もない部屋なのも彼の長所だと私は思っています。自分よりきれい好きの男性はちょっと苦手なので。 セフレ関係を解消した後の要くんとの関わり方が好きです。こんな男友達がいたらいいなと思いますけど、彼氏にとっては嫌でしょうね。 希歩に要くんとの友だち付き合いを続けさせたのは、一生に対する作者からの罰みたいなものです。 八方美人な希歩と強引なようでヘタレな一生。 不器用な2人の恋にイライラされた方も多いと思いますが、応援本当にありがとうございました。 ここまで書いて、希歩と一生先輩とのイチャラブが少なかったことに今更ながら気づきました。 ということで、この後、おまけとして番外編をいくつか書いていきます。 一生サイドの話が中心になります。 表紙にリンクを貼りましたので、もう少しお付き合い下さい。                                 菊池 策
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