第1章

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「あの、すみません。 邪魔をするつもりはなかったんですが」 なんと言っていいのかわからず、とりあえず詫びを口にする。 「まぁ、かまわん。 私は鍵さえ作れればそれでよいのだから」 そう言って振り返った顔に、私は息をのんだ。 『ルイ16世』 フランス最後の国王とされる偉人がそこにいた。
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