坂の上の墓
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「綺麗になりましたよ。私たちが、このお墓を守りますから安心なさって下さいね」 一時間くらいであったろうか。掃除を終えた私たちは手をあわせて墓を後にした。 「こんにちは!」 走ってきた女の子が通りすがりにきちんと大きな声で挨拶をしてくれた。子供らしくて可愛らしい。 「こんにちは」 子どもには色んな未来がある。若いっていいなと思った。 桶やひしゃくをお寺に返して、車まで夫と手を繋いで歩く。
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