18.未来を誘う長として

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「ただいま」 「あぁ」 俺が求め続けた暖かい居場所が そこに漂っていた。 この暖かな場所で俺は俺が出来ることを 手探りしながら歩き続ける。 この世界の行く末を守る宝さまとか、 影宮とか言われても、だからやってやろうとか、 そんな風には思えない。 ただ未来を誘う長と言うのが、 影宮の使命と言うなら俺は俺自身の心のままに 漂ってみたいと思う。 俺を囲む仲間たちと一緒に 時の世界を漂い続ける。 時は刻み続ける。 留まることなく、 絶え間なく。
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