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「ただいま」
「あぁ」
俺が求め続けた暖かい居場所が
そこに漂っていた。
この暖かな場所で俺は俺が出来ることを
手探りしながら歩き続ける。
この世界の行く末を守る宝さまとか、
影宮とか言われても、だからやってやろうとか、
そんな風には思えない。
ただ未来を誘う長と言うのが、
影宮の使命と言うなら俺は俺自身の心のままに
漂ってみたいと思う。
俺を囲む仲間たちと一緒に
時の世界を漂い続ける。
時は刻み続ける。
留まることなく、
絶え間なく。
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