プロローグ

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アテネにある町のはずれの閑静な墓地に1人の女性が居た。 彼女の名はクロエ・メルクーリ。この物語の主人公だ。クロエの目の前にはギリシャの折れた神殿の柱をモチーフにした墓がある。彼女はその墓の前で祈念した後、墓の前に薔薇の花束を置き、墓に「また来るね。」とだけ話しかけてから立ち去った。
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