ファンタジーな夢だろう

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よく分からない設定の夢など無視しよう。何が勇者様だ。 「長老様、勇者様はまだご気分が冴えないのかにゃ?」 小説の書きすぎか、はたまた家に籠りすぎたか。 ファンタジー小説を書こうとして、ファンタジーの夢を見る。幸先は良いのかもな。 もう一度眠ろうと布団に手をかける。この布団がワラのようなもので出来ていて、カサカサするし痛い。 痛い? 「なんで痛いんだよ!?」 「ど、どこか痛めましたかな!?」 いや、夢でも痛い時があるのかもしれない。うん、斬新な夢だ。 服も江戸時代とか、そのあたりに出てきそうな袴のようなもので着心地はあまり良くない。 「勇者様、話を続けてもよろしいかな?」 うーむ、どうしたものか。そうだ! 小説を書いている途中だったんだ。 考えながら眠ったからこんな夢になったのか。 ……話を進めればネタになるかもしれんな。
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