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≪千里 暁≫
眠ったというより気を失った立夏
眠る姿も愛おしい
どんな姿でも愛おしい
俺の恋人
あの日のことは鮮明に覚えている
絶対に叶わぬ恋と思っていた
あの日真っ赤な顔で俺の告白を受け止めてくれた立夏
どれだけ嬉しかったか
「立夏…立夏…」
付き合ってから立夏の色んなことを知ることができた
その中でも俺が一番気になっていること
『立夏は俺に優しすぎる』
俺がどれだけ女といようと嫉妬の欠片も見せない
ただ隣でニコニコしているだけ
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