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「そんなことは・・・」
「信じられませんか?」
すかさず彼女は私を真剣な目で見つめてきた。
突然そんな突拍子もない話をされても、私には何も答えることができなかった。
正直、ここに来たことを後悔し始めていた。
「世愚外素の召喚により、今、地殻変動により、人類が滅亡することを、先延ばしできるのです。」
そういえば、最近、地震が頻発していた。そんな、バカな。
「ついて来てください。」
彼女が私の先を歩く。
いったい、どこへ行こうというのか。
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