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―チュ、チュッ
吸い上げられる水音に翻弄されそう。
「ふ、ん…、……ンッ」
身長差のせいで上を向く俺の咽奥に溜まっていく唾液をゴクリと嚥下し、いつもなら絶対にしない行為に主導権を明け渡した気にさせられる。
それでも長くこのキスを続けていたかった。
「ン、…わたる」
ほんのすこしだけ開いた隙間から俺の名前を呼ばれて、体温が上がる。
これ以上の密着なんてムリなのに、必死になってしがみついた。
下半身も擦りつけ起立した箇所がもジンジン痛んだ。
「…ッ」
身をすこし動かすだけで電気が背筋を走り抜けていく。
しかし、そこは男同士。
いつしか挟みあった太ももを小刻みに動かす。
腰も勝手に揺れ、俺のは固いジーンズパンツの内側で泣きそうになっていた。
、
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