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ベッドの端に腰掛け背を向けて煙草を吸う拓也を下から見上げる。
「なぁ、ひとくちちょーだい」
「ん?あぁ、煙草?」
吸いつけからそのまま一吸い煙をフーッと天井に吐いた。
「お前の指、…くっせぇな」
「自分の匂いだろ。俺は俺の触ってねぇもん」
「あーそっかぁ。ははっ超くっせぇのな俺のチ○コ」
「精液なんてこんなもんだろ。カルキの匂いってよくいうけどイカのほうが近いとおもう」
「いえてる。イカってカルキ臭しないのになんでそう云うのかねぇ?」
「さぁ?」
事後の会話はこれでいいのか?ってくらいに日常のどーでもいい途方もない雑談がはじまった。
下半身丸出しなのに。
なんかシュールで笑える。
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