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『さっきは、あったのに、ないよ…』
『さっき、番号控えてないから、控えたいのに…』
あぁ、こいつらか…
・・・ガチャ
ドアを開ければ、俺のデスクの前で、いつも誘ってくる女が2人居た。
「何をしている」
低い声で問うと『ヒィッ』と呟く。
「お前等、俺の女に電話したそうだな…
コソコソそう言う事する女は嫌いなんだよ…出て行け…」
近づくなと言うと、慌てて出て行った。
・・・ふぅ
俺は明日、告白するつもりだ。
俺を支えて欲しいし、傍にいて欲しい。
そして、俺も彼女を支えて、傍にいたい。
あいつ等のおかげで、決心出来た。
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