第6章

2/11
前へ
/11ページ
次へ
久しぶりの会社。 「おはようございます」 部署に入るとすでに来ている美佐の夫の藤沢課長。 課長は次男。 名前は“稔(みのる)” 年は31。 「糸井、もういいのか?」 「はい、ご迷惑をかけました」 すみませんと謝った。 「それはいいが、美佐から聞いた時は驚いたよ。 見舞いにも行けず、悪かったな」 「そんな…美佐には助けてもらいましたし」
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加