第6章

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「彼のスマホから、看護師達が電話してきて…」 「うん」 「彼女さん、別れてくださいって… もしかすると、彼には、彼女がいるのかも知れない…」 「えっ、美帆?だけど…」 美佐は“それなら、プライベートの番号知らせるかしら?”と言う。 「でも…「彼に確かめた方がいいって…」」 話してると『遅くなった』と美佐の旦那様が来たから、ここでこの話は終わったけど… それでも私はモヤモヤが消えなかった。 不安で仕方なくて…… 真実を知るのが怖い。 「糸井、どうかしたか?元気がねぇな…」 「み、稔…」 美佐が間に入ってくれた。けど、申し訳ないから“大丈夫”といって食べて飲んでした。
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