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お開きになって、美佐が『大丈夫』って聞いてきて頷いた。
「ごめんね。ありがと、また明日」
2人と別れて、タクシーに乗り、自分のマンションに戻った。
お風呂に入るとスマホを持って、メールしようか悩む。
看護師が言ったように彼女がいるなら、明日は行かない方がいい。
「どうしよう……」
メールも打てないまま、時間だけが過ぎる。
スマホが鳴った。
メールだった。
【急患で、遅くなったけど、まだ、飲んでますか?】
返信を送らなきゃって思うけど、指が震えて打てない。
【はい。もう帰宅しました。
ごめんなさい。彼女さんがいるのに、電話やメールして…】
送信したら、すぐに、電話がかかってきた。
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