第8章

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「そうなのか?あいつは、俺の世話しなくて済むくらいじゃねの?」 「違います。勤務もハードなのに、支えてくれる人がいると助かるとか言ってましたよ。」 へー、あいつがねぇ… 「体も心配してました。」 妹が俺のことを彼にずいぶん話してるんだと思う。 「なぁ、お前達って、身体関係ってどれくらいから?」 「ブハッ…」 「悪い、俺さ、本気になった女は初めてだから、どうしていいかわからないんだ…」 セフレの関係は何回かあったが… もう何年もしてないし…… 「俺達って、参考になるかどうか…実は―――」 教えてくれた内容は、会社の飲み会で飲んで、身体からの付き合いが始まったと言う。 「参考になりませんよね…」 「そうなのか…」 参ったな……手料理を食べて、理性が保てるか自信もなく。
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