第10章

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「でも、大丈夫なわけ?」 「なにが?」 「そのお嬢さん。 俺は直接、会ったことない筈だし、院長に断ったしな… まぁ、でも、ないとは言い切れないから、2人に紹介した」 俺の胸のうちを明かすと――― 「私は、いい子だと思うし、応援する」 「あぁ、頼むな」 その後、順番に風呂に入った矢先、ピンポーンとチャイムが鳴った。 「誰だろう…こんな時間に…」 「さぁ、出て来いよ…志保」 妹に行かせたが、予想外の人だった。
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