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「あんな、言われかたしたら、諦めるしかありません…」
ん?
お兄ちゃんがなんて言ったのかわからないけど…
「そう、まぁいいわ…ごめんなさいね」
「いえ」
だけど、彼女の視線はお兄ちゃん達を見つめていた。
だからわざと『あの2人、お似合いでしょ』と言えば、頷いた。
「じゃあね」
席に戻り、お昼を食べ、食品を買って帰宅。
私達の同棲も……伝えた。
お兄ちゃんから、院長の娘さんの話を聞いて、美帆は戸惑いを…
お願いだから傍に居てあげて…
兄の為ではなく、私の為…
私もそろそろ幸せになりたい。
でも兄にも幸せで居て欲しい…
私達は家族は2人きりだから―――
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