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注文してしばらくすると、『あぁ』と呟いた志保の視線の先には、さっきの女の人。
「志保も知ってる人?」
「もう呑気ねぇ…あの女よ…
お兄ちゃんの病院の娘って…」
「「えぇ!?」」
・・・そう、驚いたのは私と修さん。
「ちょっと、待ってて」
志保は行ってしまった。
翔が『待て』と言ったけど、無視して……
「お兄さんは、あれからどうなんです?」
私が気になることを聞き出してくれた。
けど『帰ったら話す』と言うと、黙り込んでしまった。
志保が戻ると『つけてきたわけじゃないみたい。たまたま、出会ったみたい』と話してくれた。
お昼を食べると、食品コーナーを回って、帰宅したのだった。
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