第14章

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注文してしばらくすると、『あぁ』と呟いた志保の視線の先には、さっきの女の人。 「志保も知ってる人?」 「もう呑気ねぇ…あの女よ… お兄ちゃんの病院の娘って…」 「「えぇ!?」」 ・・・そう、驚いたのは私と修さん。 「ちょっと、待ってて」 志保は行ってしまった。 翔が『待て』と言ったけど、無視して…… 「お兄さんは、あれからどうなんです?」 私が気になることを聞き出してくれた。 けど『帰ったら話す』と言うと、黙り込んでしまった。 志保が戻ると『つけてきたわけじゃないみたい。たまたま、出会ったみたい』と話してくれた。 お昼を食べると、食品コーナーを回って、帰宅したのだった。
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