第15章

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時間だけが刻々と過ぎる。 「だいぶはけてきたな…」 「あぁ」 と言いながらも続々と運び込まれる。 聞けば工場で作業中に起こった爆発事故。 救急病院に運び込まれている状態らしい。 「マジで、帰れるのかよ…」 呟いた俺。 休みだったドクターでさえ、来ている状態。 夜7時を回った。 「少し手の空いた人から食事を取ってください」 配られた弁当を持って医局に戻った。
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