第17章

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・・・翌日。 俺と修だけ出勤。 「じゃあ、行ってくるよ」 「「いってらっしゃい」」 見送る女達に背を押されて… 昨夜から熱は下がった。 行くと言い張るが、おばさん達も来るし、妹のおかげもあり、しぶしぶ休んだ。 まぁ妹が『熱の後は、貧血やめまいで、迷惑かけるの?』と… しかも『美佐さんは、妊婦さんなんでしょ?』と言ったからだ。 まぁ、志保が年上だからな…… 従ったと言うのが正しい。 その場で、美佐さんに電話し、上司である旦那さんに代わって貰い、俺が話すと――― いとも簡単に『休みは了解しました…ドクター頼みます』と許しを得たのだった。
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