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♪~♪~…
スマホが鳴って、目が覚めると見慣れた天井…
あれ?
気にはなったけどとりあえず出ると、美佐だった。
「もしもし?」
《どう?》
「うん、まだ、熱が下がらなくて…実はね…」
確か、病院に行った筈なのに…と言うと
《あんた、馬鹿?彼が連れて帰ってきたんでしょうが…まったく》
電話口で呆れられた。
《まぁ、無理しないでね…こっちは、大丈夫だから…》
言いたいことを言って切れた。
とりあえず、着替えたくて、着ていた服を脱げば、腕には点滴でも受けたみたい。
「うーん、思い出せないなぁ…」
志保からも、メールで“おかゆを食べて”とあった。
リビングの台には薬もあった。
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