第20章

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一段落して戻ると須山も帰っていった。 今夜の夕食を、病院の前のコンビニに向かった。 弁当やラーメンやパンを買い込んだ。 スマホを取り出して、美帆に【夕食は何だ?】とメールを打つ。 すぐに【志保とコロッケを作り中】と返信が来た。 「コロッケか…」 弁当の写メを送る。 【明日の朝は、何時に帰宅?】 あぁ、言ってねぇもんな… 【明日は、そのまま、夕方までの勤務だから…】 【えぇ、大丈夫なの!?】 美帆と付き合いだして、初めてだしな… 志保まで【何で?】と…… あいつが、居ない間は、よくあったが…知らないだけで…… いろんな理由をメールに打ち込んで弁当を暖かい間に食った。その日、救急外来はひっきりなしに呼び出されていた。
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