第22章

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・・・翌日、目覚めると、美帆が居なかった… 電源を入れると朝から何度も着信がある。 ・・・はぁ… マジで、俺ばかり頼るなよ。 “長期”の休みなんて、取れねぇじゃん… また鳴り出して出ると――― 《北山君、いつ、帰ってくるんだね?》 「明後日の予定です」 《そうか、今日は、戻って来れないか?》 「戻っても夜になりますし、長時間かかるんで、無理です。 俺もいろいろ、休めない身体なんで、彼女の両親と決めておきたいですし…。すみません」 謝った時、『翔、起きてる』と美帆が呼びに来た 「あぁ「電話中にごめん」」 『じゃあ、すみません』と電話をきった。 「病院から?」 『あぁ』と頷くと、『今日、帰ろうか…』と言い出す。
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