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ご両親は俺の身体を心配された。
「2人が結婚したら、私達が、そっちに行った方がよさそうねぇ」
「だな。息子達も、あっちだしなぁ…」
とまで言われて、ドキッとした。
そして、寝るになり、美帆の部屋に向うと―――
何度かいい雰囲気を壊された。
“いつ頃、お戻りですか?”
“どの先生も飲んでるとか…”
“先生と連絡がとれない”
仕舞いには『タクシーで、戻って来てもらないか』とまで言い出す始末。
「とにかく、俺は無理なんで―――明日、目覚めたら連絡します」
最後は電話をきって、電源を落として、ベットに入れば、すでに美帆は寝息をたてている。
・・・くそっ
抱く予定が邪魔されてしまった。
美帆を抱きしめて眠るが、役にてなかった俺の分身が、窮屈で堪らなかった。
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