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帰宅して、美帆にも告げたら…
「えぇ!?」
そりゃあ、驚くか……。
「悪阻は、なかったよね…志保。」
「そうなのよ。だからってのもあるし、遅れてるなぁくらいでね。
お正月に彼の家に行った時、思ったんだけどね」
昨日は昨日で美帆の事で、確かめなかったらしい。
妹と美帆の同時、妊娠に動揺の俺。
「修も驚くだろうなぁ…フフフ…」
楽しんでる様子だ。
「2人共、週末、美帆の両親が来るから…」
告げた。
「もう話したの?」
「あぁ、喜んでいたよ。
それとお母さんが、“悪阻大変だけど無理するなって”」
『うん』と頷いた。
その夜、修に伝えると喜び、週末、修の実家から挨拶に来た。美帆の両親も重なり、お互いの親が“婚姻届”の保証人になってくださり、提出することになったんだ。
母子手帳も貰い、美帆も“北山美帆”となった。
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