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病院から戻ると志保に寝かされて、ベットの上。
「うどんなら、食べれそう?」
「うん」
「了解」
キッチンに行って1人になった。
目を閉じると眠ったみたいで、目が覚めるとリビングに。
気分が少しよくなっていた。
「どう?美帆……」
「少しは、いいよ」
「食べれる?」
頷くとやわらかく煮込んだうどんを持ってきてくれた。
食べれるだけ食べて、吐き気もあって吐いた…
「悪阻だから、気にしないのよ…」
優しさに泣いてしまった。
志保は、ずっと背中を摩ってくれた。
あぁ、美佐も悪阻の時、こんなに辛かったのかと思った。
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