第26章

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その日の夕方、美佐夫婦が尋ねて来た。 志保が対応してくれて、リビングに入って来た2人。 「大丈夫なの?美帆」 心配してくれる美佐と… 「俺の言った通りだったか?」 問う課長。 「じゃあ、もしかして…美帆…」 「うん、志保と病院に行って、わかりました… 今、8週目だって…悪阻もあって、それで、彼が明日は休むようにって… 後で電話する予定だったんです…」 「「おめでとう」」 祝福されて嬉しかった。 「秋に生まれるんなら、うちと同級だよね。うちは4月だから……」 「うん」 微笑むと、課長がキツイ時は休めと言った。 美佐は吐くまではなかったらしいけど、食べれないほうが多かったらしい。
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