VII

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あの日俺が、 川崎に機械を渡していたら 足なんてつくはずもなかった。 夢の中で苦しむだけ…… それだけの機械なんだ。 後悔だけが残る。 洋介は昔話を始めた佐伯の話を聞きながら 目の前のビールを一気に飲むと また煙草に火をつけた。
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