第28章

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お風呂から上がり、私はベットにいると……スマホが鳴った。 「もしもし」 《美帆か…》 電話の相手はお兄ちゃん。 「どうしたの?」 《親父とお袋が会いに行くと言ってたが、来たのか?》 「うん」 《正月に、お前が相手を連れて来たと聞いてたんだが…》 「うん、それで、結婚するの…」 内緒にもできないから伝えた。 『えっ!?』と驚き黙っちゃった。 「それがね、赤ちゃんがデキて……」 《……》 ますます、何も話さないお兄ちゃん。
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